■アーティスト特集

日本音楽シーンを引っ張り続けてきたユーミンから、3年ぶりの新曲が発表!なんと、デビューシングルから40枚目となるのだ。映画「RAILWAYS」の主題歌である話題曲、「ダンスのように抱き寄せたい」。ユーミンといえば、存在感溢れる独特の"ユーミン節"と呼ばれる歌い方がある。「卒業写真」での「そつぎょぉ〜」の部分や、「春よ、来い」でのサビ「はぁーるーよぉ〜」の部分。せつなさと優しさをあわせ持った魅力的な歌声は、最近の音楽シーンからは聴こえてこない。群を抜いた歌声とカリスマ性、そしてなんといっても歌詞の質の高さ。ユーミンの音楽は、聴き手の私たちに2通りの楽しみかたを与える。
幼い頃いいなと感じる音楽は、聴き心地よさと、知っている言葉やワードの響き。歌詞すべての意味を深く理解しなくても楽しめるという、こと。そして私たちは大人になるにつれて歌詞の意味というのは、変わってくる。例えば、子供のころの「責任」と今とでは大違い。まして「愛」なんて言葉になってきたら、意味すらわからなかった頃と比べると、イメージも色彩感覚も異なっているはずだ。時代を超えた音楽の良さはそういうところにあるのだと思う。歌詞の楽しみ方をうまくリンクさせるユーミン。3年ぶりのシングルでも、「ダンス=人生=列車のホーム」という映画のコンセプトに沿ったストーリー性を楽しむことができる。